ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

世界競馬場めぐり 第14回 Home of Haskell モンマスパーク競馬場

東海岸の競馬場が続きます。今回はニュージャージー州のモンマスパーク競馬場。ニューヨークからも車で一時間くらいの大西洋岸の街です。ここはトラバーズステークスの前哨戦的な扱いであるハスケルステークス(G1)で有名なコースです。

このレースの位置付けは、そもそもアメリ東海岸の3歳戦のスケジュールから確認する必要があります。三冠レースが春に終わってしまうので、次に大きな世代戦は8月末のトラバーズステークス(サラトガ)です。これは日本に強引に当てはめると(春3冠を2冠にカウントして)菊花賞と言えるかもしれません。その前哨戦ですからハスケルステークスは神戸新聞杯でしょうか。たしかに過去の勝ち馬にもアメリカンフェイローレイチェルアレクサンドラ、スキップアウェイ、アリダーなど名馬揃いです。

さて競馬場そのものは人の入りもよく、十分に盛り上がっている印象でした。来訪日はたまたまバンドのライブやシーフードワゴンのイベントをやっていたのですが、競馬、スポーツブックもやりつつレジャーとして楽しんでしました。サラトガに近い印象です。パドックに大きな木があり、さながら森のパドックでした。競馬場ごとにパドックの作りは千差万別です。

また直線前には柵で区切られたスペースがあり、これをパーティースペースとして貸し出しているようでした。これは日本でもぜひ採用していただきたいです。大井、川崎ならやってくれそうな気もします。

ギフトショップも充実している部類でした。東海岸の競馬場はギフトの充実と競馬場の盛り上がりは比例している印象です。