ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

旧街道をいく 第9回 三河の行軍

コロナで長らく中断していたお伊勢参りを再開です。5年間豊橋にいたことになります。

まずは豊川を渡る豊橋です。ここは交通の要所として幕府直轄の橋で、その中でも特に重要な五つの橋と言われていたそうです(他は淀ノ橋、京橋、矢作橋、瀬田大橋)。

基本的には国道1号と平行して走る東海道ですが、特段史跡や店もなく、郊外の光景が延々と続きます。

 

次の宿場町である御油宿のあたりになると両サイドから低い山が迫るようになります。その次の赤坂宿とはほとんど離れておらず、その間には立派な松並木が残っています。

赤坂宿の先は山道というほどではないのですが、山裾を歩く道です。豊橋名物のヤマサちくわのレストランで昼食。このあたりはもう薄味のだし&うどんの文化圏です。



田舎道を進むとまもなく岡崎市に入り、ここから西三河になります。山中八幡宮は遠目にも立派な神社です。

藤川宿は道の駅が立派に整備されていました。周囲にあまり施設もないので、多くの観光客がここで休んでいました。

ここから岡崎の中心地までは郊外型の国道という感じの道が続きます。岡崎は国道1号線沿いに岡崎城や官公庁があるのですが、飲食店などは乙川を挟んだ東岡崎駅周辺に集まっていました。不思議な街の広がり方です。

 

モーニングはホテル近くの喫茶丘に。謎の内装の昭和レトロですが、なぜか落ち着く不思議な空間です。

 

岡崎城徳川家康推しの展示多数。昨年の大河ドラマの影響もあって資料館もリニューアルされて見どころが盛りだくさんでした。

城下町の西側には八丁味噌の工場が集まっている地区があり、各社工場見学も受け付けています。味噌ソフトクリームはほんのり味噌味で美味です。朝ドラの純情きらりもこのあたりが舞台とのことです。

今回二つめの幕府直轄の橋、矢作川矢作橋を渡ったところで今回は終了。次回は知立のあんまき、中京競馬場熱田神宮、七里の渡しと盛りだくさんの予定です。