ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

世界競馬場巡り 第16回 ハリケーンとペンシルベニアダービー

東海岸は9月になると一気に秋モードの気温になり、日によっては最高気温20°以下。同時にハリケーンの来る季節でもあります。

アメリカではケンタッキーダービーを頂点として各地でダービーが開催されますが、開催時期はまちまち。意外と夏以降に開催しているところもあります。

フィラデルフィア郊外のパークス競馬場でおこなわれる3歳限定ペンシルベニアダービー(ダート1800m)は9月23日。当日はハリケーンの影響で残念ながら悪天候だったのですが、雨にも負けず馬券親父たちは集っていました。無料配布の帽子も大人気です。

コースはオーソドックスなアメリカのダート競馬場。カジノ併設で普段はカジノの方が盛り上がっていますが、この日だけは競馬もなかなかの人の入りです。

パドックは屋根のある屋内型で、その外になぜか輪乗りできそうなスペースがあります。ただあくまでパドックは中。

一流馬はトラヴァーズステークスやBCを見据えるので、ここのメンバーはラジオNIKKEI賞と似たような感じ。今年も前走G2で2着の馬が、ケンタッキーダービー13着馬やトラヴァーズステークス6着馬を相手に勝っていました。

そこそこギフトも売ってはいました。普段の開催は見ていませんが、これから寒くなる時期は人は少なそうな気配です。ここはカジノでコンサートなどもやっているので、うまくバランスをとって継続してもらいたいものです。