ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

世界競馬場めぐり 第5回 ~ロンシャン競馬場~ (2011年11月6日)

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先日は1週間お暇を頂いてフランスに行って参りました。
今年は結婚したのでこれは新婚旅行なのですが、
やはり競馬をやらずにはいられません。

舞台は競馬関係者の夢、凱旋門賞がおこなわれるロンシャン競馬場です。
金曜日に一般戦が開催されたので早速向ってみました。
パリ郊外ブローニュの森はテニス全仏オープンも行われる場所で、
東京でいうなれば神宮外苑といった雰囲気です。
しかし平日の午後なのにいい大人の男が自転車やランニングを。
ギリシャ危機による失業者でしょうか?

さて競馬場内部。
1レースは午後からですが人の入りはまばら。
施設は外見は綺麗な白色ですが、
まあ設備的には船橋競馬場です。
日本からの観光客は見当たりませんでしたが、
職員の人に日本語ガイドを渡されました。
やはりそれなりには来るようです。

レースはファンファーレもなくターフビジョンもなし。
それは良いのですが、驚いたのは直線1000m競馬です。
有名なフォルスストレートなどは使わず、
向正面スタート&ゴール。
そう、なにも見えないんです。
よくこの客は怒らないなと思いました。

新聞はもちろんフランス語でしたが、
おそらく賞金額と思われる数字が書いてあったので、
まったく問題なく予想できました。
しかしイギリスやアイルランドの馬が条件戦でも半分を占めていて、
頻繁に交流があることもがわかりました。
ちなみに日本に来たことのあるジョッキーはギュイヨンだけでした。

肝心の結果は例によって残念でしたが、
日本語ガイドのおかげで簡単に3連単も買えました。
また来たいと思うと同時に、
JRAの設備が世界で断トツトップであることを再認識いたしました。

今週末はエリザベス女王杯
そのヨーロッパからくるスノーフェアリーも注目ですが、
個人的には20年以上続いている「晴・良馬場」記録が続くかにも密かに注目しています。