ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

世界競馬場巡り 第11回 デラウェアパーク競馬場


実に久しぶり5年ぶりの海外競馬場。これから半年間はアメリカ生活になったので、おそらく東海岸の競馬場アップが続きます。

まずは自宅に一番近いデラウェアパーク競馬場。アメリカで一般的なカジノ併設のタイプ。こういうところはカジノにだけ人がいて競馬は寂しいこともしばしばなのですが、行った日は夏休みだからか平日開催にもかかわらずそこそこの人の入り。馬券親父だけでなく家族連れのお散歩コースにもなっているようで、ほのぼのする雰囲気です。同じパーク内にはゴルフ場などもあるようです。屋内のレストランもそこそこ賑わっていて、馬券親父達がビール片手に楽しそうに談笑してました。これはもう世界共通。

有名な大きなレースはないのですが、ここでデビューして出世した馬には、悲劇の名馬バーバロ(2006年ケンタッキーダービー馬)がいます。デビュー戦がデラウェアパークの芝だったことにおどろきです。

馬券は連勝よりも単勝が一番売れている模様。複勝に二着払いと三着払いがあるのですが、出走頭数が少ないので、三着払いはほとんど売れていません。穴に突っ込むとオッズを動かせるレベルです(平日平場で三着払いは1000ドルくらいしか売れてない)。おそらく平均的アメリカの競馬場と言えるでしょう。アラブのレースを今でも珍しく開催しているとの情報もありましたが、確認した限りではわかりませんでした。

ちなみに競馬場のあるウィルミントンは、ダウンタウンは超危険な殺人多発地帯なのですが、郊外は平和。日本でいうと那須のような豊かな自然と過ごしやすさを兼ね備えた素敵な街です。