ABU’s blog

世界競馬場めぐりと旧街道を行くの続編

世界競馬場めぐり 第4回 ~真夏の西日本編~ (2009年8月16日)

先週はお盆の真っただ中、夏休みを1週間いただいて西日本に行ってきました。
目的はもちろん博打です。

園田競馬場
 大阪よりほど近い尼崎市にある園田競馬場
 はみだし刑事さんのホームグラウンドともいえる競馬場ですが、なるほど実に地方競馬であります。
 入り口脇にあるおでん屋のスジは絶品でありますが、相変わらずイベントスペースでコンサートなどやったりするあたりに哀愁と安心を感じる次第であります。

福山競馬場
 お盆は特例の3日連続開催ですが、通常は日曜のみ開催の競馬場です。
 アラブのレースが現存することでも有名です。
 ここの雰囲気は鉄火場というよりは町内盆踊り大会に近いかもしれません。
 夏休みだからかもしれませんが、客層は家族連れも割と多くいました。
 売店の店員も、いわゆる「競馬場のおばちゃん」といった雰囲気はなく、近所の人が普通にやっているような印象を受けました。
 そのためクオリティも若干間延びした感じがあり、溶けたアイスクリームを必死に盛ろうとするお兄ちゃんには怒りを通り越して笑いがこみあげてきました。人生でほぼ溶けたアイスに金を払うのはこれで最後にしたいものです。
 肝心の競馬はフルゲート9頭。向正面から一斉にまくりをかけるので、圧倒的に外枠有利です。 
 それでいて前走はほぼ半分が同じレース。これは競馬というより競輪に近いものを感じました。

小倉競馬場
 上記二場の後で行ったものですから、JRAの質の高さを今一度実感しました。
 大きい、きれい、快適。言うことなしであります。
 直線前の芝生、高低差の高い指定席、モノレールから濡れずに入れる通路。
 これで当たれば文句ないわけですが、なにはともあれ新幹線で来る価値のあるところだなあと感じた次第です。